肩・首・手首など他の場所対策

ストレートネック、傾向と対策

ストレートネック、なんとかしたい現代病の1つですよね。

寝られない、集中出来ないから仕事つらい、とか15年前位からワシワシ増えてる感じがします。

ちょうどパソコンが普及し始め、携帯→スマホの流れもあり、画面を凝視する事が増えてきたからだとも思う。

腰痛対策の一点突破のブログですが、あちこちで「首が痛い」「病院行ったがダメ」「寝られないくらいつらい」などなど『ストレートネック』で悩んでる人が多いので、自分の知識の確認もかねて、対策を書いてみます。

そもそもストレートネックは、手元を見るとか猫背みたいにかがんだ姿勢を長時間取ることで筋肉などの影響で頸椎の前弯が減ってしまう事です。

そうすると、背骨の湾曲をうまく使い、重たい頭をうまく支えていたのに、テコを使えずに首や背中で一生懸命頭を支えている訳です。

脊柱起立筋、腸腰筋、広背筋、僧帽筋、肩甲挙筋、板状筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群あたりが主に支えています。

デカい筋肉は耐久力があるけど、小さい筋肉は耐久力がなく、疲労しやすいです。

あちこちの筋肉が疲労してくるんですが、それも段階があって。

疲れた→動かすと痛い→動かさなくても痛い(トリガーポイント作成)

さらには、緊張してくる筋肉が神経・血管を圧迫するからずっと痛い、ズキズキする、眠れない。

などなど、悪影響が山盛りです。

とりあえず、おおざっぱに三カ所の筋肉をほぐしましょう、話はそれから。

 

①肩甲骨と首をつなぐ盛り上がってる所を手でも棒でも何でもいいから痛気持ちいい強さで押してほぐしてく。

100均とかで売ってるちっちゃめのマッサージ棒、あれなんかイイね!

オススメは3秒位で押してって、3秒位押しをキープして3秒位でゆっくり圧を抜いてく方法。

面倒なら5秒位押しっぱなしでいきましょう、痛くても押す、は筋肉痛めるのでオススメしない。

②鎖骨の上の首の筋肉を端から端まで5秒位づつ、つまんでいく。

胸鎖乳突筋って言って、モデルさんの首でよく見る所です、Xみたいに浅部と深部で向きが違うので、出来れば奥もつまんで欲しい。

③脇の下に手を持って行き肩甲骨の外側ラインの筋肉を肩甲骨ごと5秒位づつガッツリ掴んでいく。

ざっくりこの3つのエリアの筋肉(肩甲挙筋、前斜角筋、小円筋、広背筋の1部)のツッパリを減らせば、結構楽になるはず。

特に②の時に軽く頭痛みたく響くかもしれないが、響いたらそこをワシワシほぐしてやるとそこが原因の頭痛が減る。

まだつらさが減らない人は、首と後ろ頭の境目の筋肉をほぐそう。

両手で握り拳を作って、小指のゲンコツの所を左右の境目の筋肉に当てて、仰向けに寝っ転がる。

そのまま、うなずく動作をすると更にワシワシほぐせるはず。

3分位やろう、つらかったらできる範囲で。

慣れてくると、棒とか太いサインペンとかで押したりできる、もちろんマッサージ棒もよし。

ちなみに、そこ(後頭下筋群)に鍼を打ちまくるとメチャクチャ気持ちいい、近所に鍼灸院があれば五千円持っていくとやってくれる。

とりあえずは、このあたりの筋肉のケアでかなり楽になるはず。

あとは原因の不良姿勢(前あたま、前肩、猫背、まっすぐ腰)と首の真っ直ぐさを時間をかけて改善していけば、症状は出なくなるはず。

頸椎自体が潰れてる時は、手術で削った方が手っ取り早いが、そういったケースは多くはないので、まずは筋肉からやってみて欲しかったりする。

病院とかは筋肉のケアはまずやらないからね…

 

他、座りっぱなしなどのふくらはぎの血行が悪い状況だと、頭へ行くはずだった血流がとどこおり、酸欠になって頭痛とか筋が痛むケースもままあります。

そんな時は5分位歩く、とか、コロコロポロン(すげぇ古いアニメ、面白い)のEDみたく、つま先立ちを数分繰り返しましょう。

ふくらはぎが血液を送り返して、酸素が回るはず。

 

人間も動物でして、『動』いていると調子いい『物』ですので、頭の片隅にでもチョコっと覚えておいて欲しいなどと思います。

以上、ご参考までに。