腰痛対策

腰痛と関連の深いベッドの話

どうも、神保です。

 

もうすぐクリスマスですね、自分の職場でもクリスマスの飾りつけをする事になりました。

数年前は電気の無駄遣いを自粛する雰囲気がありましたが、子供らの楽しみにしているイベントですので、それとなく浮かれた大人を演出して子供たちにほんのり幸せを押し付けてやろうと思っております。

 

さて、今回は腰痛とベッドについて書きなぐって参ります。

 

人間、人生の3分の1以上の時間を寝て過ごします。

成長であったり疲労回復で必要な行為だからです。

特に夜中1時30分ごろは『成長ホルモン』が分泌されやすくなります。

『成長ホルモン』はカラダのダメージ部位を回復してくれたり、文字通りカラダを成長させてくれます。

大人でも有効ですので、なるたけこの時間には深い眠りについているべきです。

 

そんな大切な『寝る』という行為ですが、ご存知の通り現在世界中の皆さんは基本やわらかい場所(布団・ベッド)で寝ております。

せっかくなんで、日本の寝具についておさらいしときましょう。

 

日本での寝具といえば「綿布団」ですが、もともとベンツ並みの超高級品でして、実は明治に入ってから一般に出回りはじめ、庶民に普及したのが第二次大戦後でした。

それまでは、わらに潜り込んで寝るとか着物をかぶって寝るとかしていました、綿の代わりにわらを使った「わら布団」も昭和30年代ごろまでは青森などで普通に使われていたようです。

むしろ・丸太ベッド→畳(貴族なんかは直に寝てた!)・わら(潜り込んで寝る)・夜着(かけて寝る用の着物)・紙布団(紙製!)・もみがら(潜り込んで寝る)→布団 と日本の寝具は発展してきました。

あ、江戸時代の遊郭で超高級女郎さんなんかと遊ぶときは、綿布団が何枚も重なったお布団でハッスルできたようです。

ちなみに、布団を押し入れに収納する文化ができたのは明治時代以降です。

 

やらかい布団に寝る文化は、ほぼほぼ戦後に広まりました、クツをはく文化より最近なんですね。

文化の影響は、広まった後に良くも悪くも出て来ます、ここでは寝具が大きく変化しました。

寝具が変わるという事は寝方が変わるという事です、人生の3分の1を過ごす時間の使い方が変わったわけです。

やらかい布団はキモチイイですが、硬い床や寝台ほど背骨の矯正力がありません。

回復力のある赤子~若い人は寝返りで自家矯正できますが、年齢がいってくると寝返りも減ってきます。

状況によりますが、基本やらかい布団で寝てるとカラダが回復しにくくなってきます。

 

だいたい同時期に産業革命がおこり、人々は肉体労働から工場での製造作業で多くの人が働くことになります。

そうすると、ざっくり書くと筋力が減る人が増えます。

筋力が減る→姿勢の悪化→肩こり・腰痛などが増える と連鎖的に起こります。

そんな中、やらかい布団も普及しだした!すると、どうなる事でしょ~か? 想像つきますよね。

 

で、さらに面白い事に、同時期にとある治療法が出て来ます。

『西式健康法』です。

医者に言われた事全部やったら病気になったから、頭にきて今度は言われた事の全部逆をやったら超健康になったんでその方法をまとめて健康法にしたものです。

金魚運動、合掌がっせき運動、毛細管運動、水酸化マグネシウムと柿茶飲む、裸で寝る、硬い床・木の枕で寝る、等です。

いろいろな病気などの回復も期待できる健康法なんで、腰痛以外でもイケるんですが、腰痛に有効なものをチョイスするとしたら硬い床と木の枕です。

後日くわしく追記しますが、硬い床で寝るのは2~3週間はキツかったですが、以後はそれでないと気持ち悪くて寝れないようになります。

自分も何年かやってみて効果を実感しました、西式はリアルにスゴイです。

床にシーツしいて、首の後ろに丸めたバスタオルの枕をあてつつ薄着(できれば裸)で寝るのが最強ですね。

ただ、反り腰が強い人はある程度改善してからでないと痛すぎて眠れないかもしれません。

 

結論

やらかい布団で寝るのはリスキー、出来る範囲で自家矯正できる硬い場所で寝よう

 

これに関しては後日くわしい追加記事を書きたい所です。