腰痛対策

根本的に腰痛を改善するにはコレをやれ。

あなたは今、腰が痛いですか?

 

はじめて痛めました?それとも何回も繰り返していますか?

ずっと腰痛の方は、いいかげんウンザリしてますよね?

今回の記事の最後まで読んでいただければ、あなたに何かしかの変化をプレゼント出来ると思います。

腰痛を改善するコツを書いていこうと思います。

 

自転車や包丁もそうなんですが、正しく使っていればそうそう壊れません。

自転車の後輪を持ってふりまわすとか、包丁で缶詰あけるとか、正しくない使い方をすればすぐ壊れるでしょ。

 

人間のカラダも同じで「正しい使い方」ってあります。

あ、正しい生き方は個人個人で探してください、なんて。

 

あんまり厚着しないでいて、木に登ったり水中に潜ったりしてカラダを使って食物をとり、土をいじり、歌って踊って、食べて飲んで笑っている…

のが「カラダの正しい使い方」だと思ってます。

 

これだとカラダがバランス良く使えているんですね。

土の細菌ともうまく折り合いをつけるし、皮膚も強くなるし、精神的にも良好なんじゃないかと思います。

 

こういう生活スタイルをしていたのは、日本でいえば縄文時代です。

1万数千年このスタイルが続きました。

寒冷期と温暖期が100年単位で交互に来たキビシイ時期もありましたが、人々は経験を重ね、食物や衣服や習慣を作っていきました。

 

病気の対策、公衆衛生の方は弱点があり、平均寿命は30代でして、すべてハッピーとはいかないですが、すくなくてもカラダの用法としては現代よりも理にかなっている使い方をしていました。

 

生物は、なにも着ないで生きていけるように完成されてます。

本来生きていける環境であればです。

人間は利口なんで服を作っちゃいました、これがあれば本来生活できない場所にも住めます。

 

でも、本来生きていけない場所なんで、他にいろいろ無理がきます。

生える植物と腸内細菌の相性が悪いとか、虫や寄生虫なんかに弱い人は生き残れないとか…

人間がすごいのは、それも長い年月で適応しちゃうんです。

 

日本人の祖先は海辺で海産物ばっかり食べてました、そうすると、海産物を消化しやすく腸内細菌が適応していきました。

地球上で、海苔を食べて消化して栄養をとれる民族は、日本人とその血縁だけです。

人間は環境に適応していきます、すごいです。

ま、適応していきますが、とても長い年月世代交代をしてゲットしていきます。

 

ここで、現代に戻ります。

 

あなたの今の生活と縄文時代の生活、どのくらい違います?

だいたい同じような事してるのは小さい子供くらいで、大人になるにつれ現代の生活をしていきます。

 

では、もう少し時代を寄せて、あなたのひいおじいさんの時代とくらべてみましょうか。

自分のおじいさんのお父さんは農民やってまして、おばあさんのお父さんは職業軍人で清とかロシアとかに行ってました。

軍人の方のご先祖は、比較的現代と近い生活と思っていいと思います。

 

農民のご先祖は聞いた話ですが、日の出日の入りと共に起きて眠り、田んぼ畑をたがやし、何十年もかけて少しづつお金をためて田んぼを書い足す生活をしていたそうです。

いまの自分の生活とかけ離れています。

戦国武将や貴族の子孫でない大体の方なら、そういう感じじゃないかと思います。

 

数十年単位でも、これほど生活が変化した時代はないです。

こんな急激な変化、人間といえどそんなカンタンに適応できません。

何をするにもカラダをうごかす生活から、仕事の内容はともかく生活上は機械にたよりカラダを動かさなくなった生活。

たくさん不具合がでてきて当然です。

 

その不具合の中に「腰痛」も入るんじゃないかと思います。

カラダ使わずコアの筋力がおとろえ、やらかい布団に寝て、ふだんずっとイスに座っている…

 

縄文時代に戻れ、とは言いませんが、生活が変わった分、なにか対策をしないといけなくなりました。

とくに「筋力」の強化が必要です。

 

見かけ上の自慢するような筋肉でなく、動作に必要な筋肉です。

いつでも木登り出来るとか、逆立ちで歩けるとか、足の指で小石がつかめるとかの動きができるカラダを保っていれば、現代生活でも本来の強度でカラダを使えると思います。

 

そのためには、まず歩く事かと。

普通に歩くのも必要ですが、獲物に近づくように物凄くゆっくり歩けますか?

なるたけ、一本の線の上をハダシで歩くようにしてみてください。

 

すごくゆっくり歩くって、足腰の筋力いるんですよ。

殿筋から背筋から足の指から総動員して使いますから。

かくれんぼとか、だるまさんが転んだとかで鍛えられるんですが、大人はやらないですね。

 

それから、「しゃがむ事」

早く何回もしゃがむ動作もいいです。

が、カラダをコントロールする強化法としたら、ゆっくりした動作で行うことで筋肉以外に関節や神経の強化で筋力のアップを狙えます。

 

腰痛の痛みがあるうちは、痛みを取り除く事が必要です。

その後、腰痛になりにくくなるためには、カラダ本来の強度を取り戻す必要があります。

結論としてはコレをやってみましょう。

 

①気持ちよく疲れるまで歩く、同様にすごくゆっくり歩くのもやってみる。

②早いスクワットだけでなく、すごくゆっくりしたフルスクワットを疲れるまでやってみる。

※これらは腰痛の痛みがなくなった後にやるべき事です、まだ腰痛のある方はやらないで下さい。

 

 

自分がいろいろ考えた末にやってみて効果の出た経験則でもあります。

 

腰痛の痛みがなくなった後にコレをしてみて下さい。

腰痛にかなりなりにくくなります。

これもサボって筋力が弱ると、腰に不安がくるのでわかりやすいです(笑)

 

腰痛って、カラダの間違った使い方をしているためになるモノなんですね。

本来の用法・容量を正しく守って使っていけば改善できますんで。