今日も色んな人に施術しまくってきた神保です。
気温がまだまだ低い最近の傾向として、首や肩の不調を訴える方が多いですね。
今日も首や肩のツラい方が沢山いらっしゃいました。
首・肩とひとくくりにしていますが、この2つは関連が強いです。
いろんな関連があるのですが、冬のシーズンですと首の筋肉の血行不良がいろいろな問題の原因となるケースが多いです。
そんな訳で、今回は首のコリやすいポイントと解消法を書いていきます。
まずは「後頭下筋群」です。
タイトルにも持ってきたのですが、頭と首の境目にあります。
後ろ頭を触ってもらって、そのまま首の方まで下りてきます。
ちょうど境目にきたら、そこの奥に後頭下筋群はあります。
このシーズンの現代人は、めっちゃ固い人が多いです、寒さだったり年度末だったり受験だったりでみんなカチカチです。
ここが固いと首を動かすのが軒並みやりづらいです。
解消法としては。
指で5~10秒じんわり押してゆっくり数秒かけて抜く、の繰り返しでほぐす。
角の丸い積み木みたいなものを後頭下筋群にあてて、あおむけに寝て、積み木に1分くらい体重をかけてほぐしていく、というのもあります。
ほかには、ソフトだけどほぐせる専用の器具があるので、それを使うのもいいです。
スピードコリほぐし【磁気ネックストレッチャー】
次は「肩甲挙筋」です。
肩甲骨の内側の上の端~首の骨の一番上から4番目までの横、についている筋肉です。
この筋肉も冬場はコリコリになるんですよね。
肩こったな~ってなった時に肩さわるじゃないですか、そのさわる所です。
さっきの5~10秒押してゆるめるのも使えますが、肩甲挙筋はストレッチもできます。
ちょっとコツがいりますが伸ばせます。
たとえば右の肩甲挙筋を伸ばす、とします。
①まず右を振り向きます。
②左前方に首をかしげます
③左手で頭に手を置き、おもり代わりにします。
④そのまま30秒~90秒ほどストレッチします。
これを左右してみるとかなりラクになります。
首を押す道具を使うと、手軽にツラい肩のコリが解消できるので、生活上のマイナスが一つ減りますよ。
スピードコリほぐし【磁気ネックストレッチャー】
あとは「胸鎖乳突筋」と「斜角筋」です。
この2つは、首の前の方に付いています。
ザックリですが、耳~ノドのラインが胸鎖乳突筋・耳~鎖骨のラインが斜角筋、です。
太さ、大きさ的にチクワをイメージしていただけるといいです。
そのチクワを親指と人差し指で、コリがゆるむまでじっくりつまんで下さい。
胸鎖乳突筋・斜角筋はつまんでほぐすのが手っ取り早いです。
斜角筋は、奥の方にあるので探りながらつまんでください。
強さはイタ気持ちいいくらいがおすすめです。
ある程度のコリなら、上記のやり方で十分ラクにできます。
出来ないものでしたら、専門家にやってもらった方が手っ取り早いですので、近所の治療院を検索してみてください。
とくに鍼灸がおすすめです、あっという間に筋膜の癒着を取り、つらさも取ってくれます。
首回りがコリコリだと、本当につらいですよね。
今回の事を参考に、コリを解消して頂ければと思います。