腰痛対策

腰痛の根本的な原因をいくつか書いておく

腰痛ってくりかえすんですよね。

それには理由があって、「痛くなければなおった」と、思ってしまうからです。

虫歯でも、神経が完全にヤラれると、一時的に痛みを感じなくなります。

それと同じようなモンです、原因は解消されていないよ、的な。

 

そんなこんなで、今回は、腰痛の根本的な原因をいくつか書いてみようと思う。

 

まずは、神経や血管が圧迫されて痛む、というのがある。

ヘルニア、すべり症や骨盤内臓器の関連での圧迫など、圧迫してくるモノは沢山あるので、ひとまとめにしてみた。

完全に圧迫されると、とんでもなく痛む。

この場合、なるべく早く圧迫を取り除かないといけない。

 

 

あとは、骨折の痛み、というものがある。

腰椎分離症のように、なにかにぶつかったモノでない骨折、お年寄りが転んで尻もちついた時にもおきる可能性がある。

激しく運動をしている高校生なんかは知らないうちになっている事がたびたびある。

この場合は、骨がくっつくまで固定しておかないといけない、決してマッサージで良くなるモノでは無い。

 

 

ほかに、筋膜に傷がついて痛む腰痛、の種類もある。

よくある「ぎっくり腰」なんかはこの種類がとても多い。

いわゆる筋肉の挫傷という状態、こわばっている筋肉を動かしてしまう事で筋肉を切ってしまう。

筋の断裂なんで、いわゆるケガになる。

傷口が開くと痛い、安静にして痛くないようにして回復を待った方がいい。

 

 

それから、カラダをささえる筋肉自体が弱ってしまって、筋肉や骨に負担をかけたり、神経血管を圧迫したりするケース。

圧迫があるんだけども、筋肉が弱っているため、固定しての回復だけだとますます悪化してしまう厄介な状態。

年配の方に多い腰痛だけど、コルセットをずっとつけていて筋肉の強化をしてきていない人もなってしまう。

 

 

つらい原因もある、骨や筋肉にガンがあり、それが原因で痛むケースもある。

自分はまだ遭遇して無いが、友人の院や学校時代の教員(ドクター)の経験から伺ったことがある。

腰痛かと思ったらガンだった、というのはショックが大きいようだ。

治るものもあるし、命が危険になるものもある。

動かないでも激しく痛むケースが多いようだ。

 

 

あとは、ごくまれに脳が錯覚して腰に痛みを感じる事もある。

自分の施術してきた腰痛は、大体が物理的な原因だったが、ごくまれにメンタル的なものが原因で腰痛が起こる事があった。

孤独で不安な状況で、不幸を感じている人でそんなケースがあった。

出来る範囲で施術回数を多くして、世間話もしながらストレスを減らす鍼灸治療も使いつつ対応して軽快したケースがいくつかある。

セロトニンが絡んでいるような。

 

 

あとは思いつかないかな、また追記する事もあるかもしれないが、今のところはこれが限度かと。

 

ちらっと読まれて腰痛にも種類がある事に驚いた方もいるでしょう。

自分自身が腰痛もちだったので、上の腰痛をだいたい経験してきており、実体験からのものでもあるのです。

腰痛の原因をいくつか知っておくだけでも、対処出来る事が広がると思いますので。

参考にしていただけたらと。