どうも、神保です。
息子と公園に遊びに行きまして、遊具で遊ばせたりしてきました。
息子、滑り台の階段を登ったのはいいのですが、滑るのが怖くて階段を下りてきました。
滑ると体幹が弱いので後ろに倒れちゃうんです。
公園の段差や階段で、何往復もして腸腰筋を鍛えさそうと思ってます。
さて、今回はサプリメントは腰痛に効くのか、書いていきます。
ぶっちゃけちゃうと、現状維持できるものはありますが、腰痛が無くなる、ってのはオーバーですね。
ここ数年「グルコサミン」が大人しいです、以前はグルグルグルグル広告していました。
医学会から、その効果について否定的な論文が複数提出されたためです。
その前に、冷静に考えても判断はつくんじゃないかと。
ちなみにグルコサミンは2種類あるのはご存知ない方が多いはず。
グルコサミン硫酸塩とグルコサミン塩酸塩です。
硫酸塩の方はヨーロッパでも効果に肯定的な意見があります、ずいぶんふわっとした言い方ですが。
塩酸塩の方はアメリカ食品医薬品局で否定的な見解があります、つまり意味ねーぞって事です。
で、グルコサミンはブドウ糖の1種です。
人間は1日に400gはブドウ糖を摂取してます。
グルコサミンの摂取量は多くて1日2g
どんくらいの効果が期待できますかねぇ。
指をケガしたから他人の指を食べてなおす…って事とあんま変わらなくないですか?
マユツバものですねぇ、ダマされてんじゃないかしらん。
他に、有名な会社さんが出した発表も参考になります。
(株)ファンケルさんが2013年9月21日に日本体力医学会大会で発表した「腰痛の自覚症状に対するサプリメント摂取の影響」のデータがあります。
プロテオグリカン テアニン ヒハツエキス クレアチン α-リボ酸 葉酸 ビタミンb6 ビタミンb12 の成分を配合したサプリメントを腰痛を自覚している男女79人(24~72歳)へ8週間投与する実験のデータです。
効果を確認するため、サプリを飲ますグループとサプリと偽って偽薬を飲ますグループの2つに分けて行われました。
4週目と8週目に主観的・客観的に腰痛の状態をチェックするのですが、なんとサプリと偽って偽薬を飲ますグループの方が腰痛が改善してました。
分かったことは、上記の成分を8週間飲んでも効果は期待できないよ、ってことです。
半年飲んだら効果があるかどうかは不明です、データが無いので。
情報社会の現代、サプリにしろ薬にしろ効果の裏付けは個人でも調べられます。
シンプルな話ですが、論文や学会で効果が認められたもの(エビデンスのあるもの)なら効きます。
情報の裏付けがないものは信用しちゃダメです。
鎮痛剤やリラックス効果のあるサプリなら「効果アリ」と言っていいんじゃないかと思いますが。
しかし、有効な量が配合していなければ利かせようがないですが。
結論
腰痛対策にしろサプリ飲むときは成分と成分の配合量に注意しよう!
亜鉛とかイチョウとか評判や口コミの良いモノもあるので、全てに否定的では無いんですが、良くないモノが多すぎですよね。