寒い季節になりました。
腰回りの血行が鈍くなり回復が遅れて「ぎっくり腰」が多発する今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
柔道整復師・鍼灸師の神保です。
その季節ごとに注意点ってのがあるのですが、特に冬は要注意、ぎっくり腰が多発します。
そんななか、「お風呂」は対策の一つです、血行不良からくる腰痛に対しては有効な手段の1つです。
そこでさらに「炭酸ガス系入浴剤」をプラスするともっと効果が上がります、理論的に。
お湯のみでその効果を狙おうとしたら、39℃位の湯温をキープし30分は半身浴をしないといけません。
しかし、現代は炭酸ガス系入浴剤という科学の進歩がお手軽にできるステキな時代なわけです。
時間短縮&保温&血行促進と、いいことづくめです。
で、話は自分の事になるんですが、このところの寒さで背中や腰がこわばってきたんですね。
すると嫁さんが通販で「ホットタブ重炭酸湯」なるものを買ってきてくれたんです。
どんなもんかとウチのmax180ℓのバスタブに160ℓ位お湯をはって「1個」入れて入ってみたんですね。
(細かい泡がお湯に大量にある)
無色透明でにおいも無いんですが、10分も入っていたら汗がブーワー出まして、顔までしっとりしてしまった訳です。
嫁に話したら面白がってましたが「1回の入浴で3個入れるんだよ」と教えてくれました。
で、試しに翌日3個、入れて風呂はいってみたんですが、汗がドロッと出てきましてめちゃめちゃ温まったわけです。
41℃くらいの高温でヒートショックプロテイン狙いの時よりも温まりましたし、汗というか汚れがやたら出るので、炭酸ガス入浴剤はこんなにも効くのか!と感心しまくりでした。
ちなみに、こんな感じでボコボコ気泡が出ます。
使いまくってるうちに無くなったんで、「他の商品はどんなんだろ?」と思いまして某バ〇の柚子を買ってためしてみたんですね。
〇ブは小学生の時にイトコの家で使ったくらいで良く覚えていませんでした。
おっさんBODYにはもっと変化を感じるんじゃないか?と思ったので買って入浴してみました。
「1回の入浴で150~200ℓのお湯に1個を溶かし切ってから入れ」
とあるので、160ℓに溶かし切ってから入ってみました。
においはいいですね、強いくらいの柚子の香り。
色も黄色に染まって柚子風味。
温かさは普通、汗の出方も普通。
お湯の温度を前の奴と同じ温度にしてますが、温まり度は通常のお湯と変わんないな、マジか。
「ホットタブ」の方は1個が溶けきるまで15分くらいボコボコ泡が出ていたが、「バ〇」は1分くらいでボコボコ言いながら溶けた。
単純に考えて、泡だけでも10倍以上の差がある、しかし大きさはホットタブの方が半分くらいだから5倍の差とみてもいいか。
で、正規の使い方は「バ〇は1個」「ホットタブは3個」だ、15倍の差とみてもいいかもしれない。
フェアでないのでもう一個バ〇を入れてみた、「ホットタブ1個」の時と比べてみる事にしよう。
(アヒルの黄色と比較してください)
においは強烈になった、嫁さんは臭いそうだ。
色はちょっと濃くなったかなくらい。
汗は…普通、お湯と大差ないな、ブーワー汗出る感が無い。
そうすると、この2つは『別物』と思った方がいいだろう、効果が違う。
2つの成分、なんで泡が出るのかとかを比べてみた。
バ〇は「フマル酸」+「重曹」→「フマル酸ナトリウム」+「水」+「炭酸ガス」だそうだ、メインは炭酸ガス。
この炭酸ガスのみだと、入浴中ずっとボコボコ泡が出ていないとお湯から炭酸が抜けちゃうので効果は期待できかねる、と。
エビデンスとしては低いと言わざるを得ない。
ホットタブは詳しいとこはナイショだが、重曹とクエン酸が主成分、アルカリと酸なのですぐ反応しちゃいそうなモンだがマイクロカプセル化の特許技術で可能にしたらしい。
そして炭酸ガスでなく「重炭酸イオン」を発生する。
重炭酸イオンは24時間はお湯から抜けないので、末梢血管からの血流促進効果がフツーに狙える、というわけだ。
書いていてウソくさいが、自分が体験したことなんでリアルガチで書いている。
あと、オマケに水素イオンとクエン酸の効果でお肌しっとり効果もある、おっさんの自分としては不要ではありますが。
「末梢血管への血行促進効果」っていろいろ人体に効果があるんですよ、ちょっとググればわかる。
風呂で期待できるよりさらに効力をマシマシできるなら使わない手はないな、と。
結論
「ホットタブ重炭酸湯」の代用は今の所無い、すげぇからだまされたと思って1回使ってみ?
バージョンアップして商品名が変わりました!
『薬用ホットタブ重炭酸湯』って、ほとんどそのまんまじゃねーか!コラ!
芯からしっかり温め、冷え・疲れをケア【プレミアムホットタブBIO】
大抵のモノは代用できたりするんだけど、これはガチですわ、替えがない。
治療院で足湯で使ってみるのも検討してますもん。