腰痛はツラいですよね。
指なんかのケガも困りますが、腰を痛めちゃうと動けなかったりするので、マジで困ります。
今回は、「朝おきたら腰がすげぇ痛い」って人が「とりあえず仕事に行けそう」くらいになれる対処法を書きます。
腰痛にはたくさんの種類がありまして、種類によっては対処法がちがいます。
この「朝おきたら腰がすげぇ痛い」状況なら、たいてい腰まわりの筋肉の筋挫傷です。
まずは、いかに痛い筋肉を動かさないよう固定できるか、がキモです。
腰痛用のコルセットを使うのが、効果や着脱のしやすさでオススメです。
くりかえし腰痛になってしまう人は、いざという時のためにしっかりした腰痛コルセットを1つは準備しているといいです。
数千円のモノもありますが、固定力が弱かったり、一週間使ったらヘタって使えなくなったりするのもあって悩みどころです。
一万円ぐらいの値段のコルセットなら、2年くらいは使い倒せるので、かえって得です。
自分ならこの辺りがオススメ。
合わなければ返金もできる所なので、安心できますし。
腰痛に「お医者さんのがっちりコルセット」
コルセットは手元に無い、がキネシオテープを入手できる。
って状況でも応急処置的に対処できます。
3~5センチはばのキネシオテープを15~20センチで4本切りましょう。
はじは丸く切っておきます。
背骨のわきに2本づつ貼っていきます、尾てい骨の近くから背中の真ん中、できれば肩甲骨あたりまで引っ張りつつ貼りましょう。
恐竜「はじが丸いのがポイント」
これで動けると思いますが、まだツラいならあと2本ほど追加しましょう。
同じくらいのサイズをあと2つ切ります。
お尻から反対側の腰骨に向けて2本、引っ張りつつクロスさせて貼りましょう。
仙腸関節と腰仙関節という、腰痛で不安定になる関節を補強できます。
恐竜「ホントはもう少し下だったな…」
キネシオテープは、腰痛の応急処置の他にも足首の捻挫とかいろいろ使えるんで便利。
普段からウチで1~2個もってるといいかもしれない。
そのほかに手の甲に腰痛に効くツボがありますが、コルセットやテーピングと一緒に使うと効果ありです。
人差し指と中指の間、手首へむけて指でなぞっていき止まるところに1つ。
薬指と小指の間、やはり手首へ向かう途中で止まるところにもう1つ。
押してじんわり効くところを、イタ気持ちいいくらいの強さで20秒くらい押してください。
不思議と腰の痛みがやわらぎます。
コルセットもキネシオテープも無い、仕事の前に病院や接骨院には行けそう。
って人なら、コルセットの代用としてバスタオルを使いましょう。
縦に長くなるように半分に折ります、そして腰骨を中心にしてキツくグルグル巻きます。
巻き終わりは、洗濯ばさみでもガムテープでも安全ピンでもいいので止めます。
コルセットなど無い時は「サラシ」を使っていました、いわばサラシの代用です。
何もないよりは動きやすいので、次の手段までのツナギにできます。
タクシーを呼ぶなり往診に来てもらうなり、コルセットやキネシオテープを買いに行く余裕が作れるはず。
この、朝おきて腰痛い、は結構な人がヤラれます。
この対処の仕方を知っているだけでも楽になるはずなので、参考にしてみてください。
他の「キツい腰痛」の対処法も追って書いていきます。