腰痛についての知識

体が硬いと腰痛になりやすい?

どうも、神保です、台風の影響か急激に涼しくなりましたね。

 

最近、腰痛の患者さんが増えてきているのですが、まず気候の変化が影響しているなと。

あとは細かい原因はありますが、季節の変わり目は結構カラダに負担がかかりますね。

そんな中、『カラダ硬いんですけど、それって腰痛になりやすいですか?』って質問を受けたんです。

 

結論から書くと、腰痛になりやすいです。

 

太ももの裏側(大腿二頭筋、ハムストリングとも言う)が硬いだけでも、骨盤の下部、坐骨の部分を引っ張るので、骨盤がずれやすいです。

お尻が硬いと、骨盤の上の縁を開くように引っ張っちゃうので、骨盤にゆがみが生まれて、悪い方に影響します。

骨盤があるべき位置にないと、骨盤を支える筋肉が無理して支えて、それがドミノ倒し的にカラダ全体の筋バランスを崩します。

骨盤に付いているいる筋肉の他でも影響はあって、前後や左右のバランスが悪くても腰痛になってきます。

 

大事なのは、骨、関節、筋肉、靭帯のバランス。

それと神経、血管の自由な行き来が出来れば腰痛はノープロブレムなわけです。

 

Q んじゃ、何すりゃいいの?

A 硬い所を柔軟にしろ、手段は問わない。

 

硬くなければいいわけです、自分だったら柔軟体操しますね(^^)

柔軟体操も効果を出すためにはルールがあって、しっかり守らないと効果が出にくいです。

まずは、『伸ばしたい場所の筋肉を30秒以上伸ばす』事を守って下さい。

伸びてる感覚があるから2秒くらいでいいだろ、とか、意味がないぞー

ストレッチは30秒以上やらないと効果ない、これ大事。

筋紡錘という筋肉にあるケガとか防いでくれるセンサーがあるんですが。

硬い筋肉が伸びて切れそう!、ってなると、筋紡錘パイセンが「筋肉よ、肩の力抜けよ、いい仕事できないぞ?(笑顔)」とか言ってくれて、筋肉くんが脱力して伸びてくれます。

ただ、コラーゲンくんは筋紡錘パイセンの言う事を素直には聞かないので、ほかに伸ばす手段が必要です。

あとは40℃以上だと膠原繊維が伸びやすくなったり、マックスウェルの粘弾性モデルとかいろいろ性質・ルール・法則とかあるんですが、かいつまんでもう2個。

『毎日やるか週三回ストレッチ』

『90秒以上伸ばすとコラーゲン自体が伸ばされるので、硬いカラダ改善したい人は90秒以上伸ばせ、上限は自分で決めろ』

 

と、まぁ、つらつら書きましたが、まとめると。

 

まとめ

・カラダ硬いと腰痛になりやすい

・週三回、90秒以上ストレッチすると柔軟性あがる

 

シンプルにまとまりました。

以上、参考にしていただけたら嬉しいです。