骨盤矯正

産後に骨盤矯正は有効?

どうも、神保です。

先日、公園へ行ったところヒグラシが盛大に鳴いていました。

夏が終わる前に、かき氷をもう一回食べに行きたいです。

 

さて、今回は『産後の骨盤矯正』について書きなぐっていきます。

出産は骨盤をゆるませて、小玉スイカくらいの赤ちゃんの頭の直径を通す事が必要です。

人体とはすごいもので、関節をゆるませるホルモン(このケースはリラキシンというホルモン)の力で骨盤をゆるませ、赤ちゃんが通れる通路を作ります。

下に開いていくイメージです、がばっと。

 

産後は骨盤を閉めるホルモン(おもにプロゲステロン)の作用で骨盤や子宮がしまり、産前の状態に戻ろうとします。

産後一か月は産婦を寝かせとけ動かすな、ってのはここで骨盤がズレたままだと色々困ったことが起こるのを防ぐためでしょう。

血流悪化、腰痛、生理痛激化など、よろしくないモノばかりなわけで。

整体や整骨術もあったでしょうが、みんながみんな受けられる訳じゃなし、カイロプラクティックは100年くらい前からなんで、その前の時代は休ませるしかないわけです。

 

自分の見解だと、産後1か月は、プロゲステロン等の作用で骨盤や子宮を閉める作用が強まるので、骨盤矯正は1か月過ぎてからがいいかと。

その後だとほぼ全員が矯正したら快適になったので、産後の骨盤矯正はぜひやりましょう、独身の方もちらっと覚えていて損はないです。

 

仙腸関節・腰仙関節・腰椎がもれなく動いた後なんで、背骨がズレまくりのズレまくりです。

ぜひ、腕のある整体師や腕のあるカイロプラクターのいる治療院に行きましょう。

 

しかし、いけない人もいるはず。

自分でできるケアとしたら、骨盤回りを固定することと骨盤回りの筋肉の回復と強化。

骨盤回りの固定は「骨盤ベルト」がオススメ、有名な「〇〇ちゃんベルト」でなくてもいいです、仙腸関節を固定できるゴムみたいに強烈にしまるものがオススメ。

トイレや寝る時以外はつけっぱなしがいいでしょう。

 

筋肉の回復と強化は簡単な体操で補いましょう。

体幹と腸腰筋の強化です。

①仰向けに寝て膝を立てます、膝を曲げたまま足を床から離します、おへそを見ながら上体を起こし、外のくるぶしを触り5秒キープ、次に5秒かけてゆっくり上体を倒します、回数は3回から。

※呼吸は止めない、おしりをキュッとしめる、5秒が無理なら2秒から。

②仰向けに寝て膝を立てる、先ほどと同じ体勢になります、上体を起こし胸と膝を5秒くらいでゆっくり近づけ、ゆっくり離して上体を倒します、注意点も同上。

③四つん這いになって、手と逆側の足を上げます(例えば右手と左足)地面と水平になるように10秒キープ、左右1回1セットとして3セットから、呼吸をとめず、おしりに力を入れるのも同じ。

 

出産前後にピラティスが効くんですが、これらを鍛え上げるからなんです。

ピラティス教室があればマジオススメなんで行くべき、なかったら上のトレーニングで代用してください。

 

本当は治療院に通い、先生の指導を受けながらが安心確実ですが、どうしてもいけない方もいるわけで。

そんな方に向けて一助になれば、と思います。