どうも、神保です。
先日、息子にはとバスのミニカーを買い与えましたが、なんと無駄遣いが嫌いな嫁さんがミニカーをねだったのでしぶしぶ買い与えました。
長年生きていると不思議なことが起こります。
さて、今回はハイレベルな腰痛について、患者側と施術者側の経験から得た知識を書きなぐっていきます。
自分が治療家になったきっかけの1つに、「なかなか治らなかった腰痛で苦労した経験」があります。
自分の場合は
『姿勢の悪さや交通事故の後遺症から背骨(頸椎・胸椎・腰椎・骨盤)がゆがみ筋のバランスを崩し多数のトリガーポイントを作ってしまった事』
が原因でした。
影響の残っている部分はあって、胸椎と頸椎が痛めやすくなっているのは自覚してます。
ただ、ピーク時よりは全っっっ然、ラクです。
ヤバい腰痛のケースの1つがコイツです、仮に『神保パターン』とします。
神保パターンのなおし方は、鍼やフリクションマッサージ等で筋膜の癒着やトリガーポイントをぶっ潰し、整体やカイロ等の手技で骨格を矯正し、体幹や臀部まわりなど姿勢を維持する筋肉を強化していけばOK牧場です。
カイロだけでも鍼だけでも良くなかったですが、複合的に効かせることで自分も良くなったし、沢山の人も良くなりました。
骨格関連でいうと、肩甲骨の位置がおかしくなって発生する腰痛も無い事はないですね、こっちは肩や首や息苦しさに発展する事の方が多いです。
首肩回りは、こり過ぎると「フォワードショルダー」といって両肩が前に出ちゃって背中が丸まっちゃう事に発展しやすいですが、そうすると自律神経をやられる事が多かったりします。
首の前、のどぼとけ辺りの両脇の奥の方に「星状神経節」(せいじょうしんけいせつ)ってのがあるんですが、コイツ、自律神経の中の交感神経の親玉みたいなもんで、この辺が血行不良になったり圧迫されたりすると体の調子がおかしくなります。
ここに麻酔注射や赤外線照射なんかをしてあげると、交感神経の働きが下がり「強制的にリラックス」できます。
お灸はあんまりした事はなかったな、星状神経節狙いで神経や血管にダメージが出ないように首回りの筋緊張をほぐしてあげると効果出た人は多かった。
肩甲骨パターンは、胸と背と頸部と後頭部と肩の4つのインナーマッスルの筋肉のバランスを戻し、頸椎・胸椎・腰椎・骨盤・肩甲骨のバランスを戻してから肩まわりの筋トレと頸椎自己矯正の指導で牧場でした。
「脊椎すべり症」「脊椎分離症」でも痛みが強いケースはあった。
ただ、このケースは固定治療がメインになるし、病院の方が保険を利かせられる範囲がデカいので詳細は割愛します。
整形外科やデカい病院の方が、装具屋さんにしっかりコルセット作ってもらえるというメリットも有。
「腰椎圧迫骨折」のケースは、固定や骨自体にセメントを注射する手術でないと根本治療は難しいと思われる。
鍼治療や手技療法では痛みを減らす事は出来るが、なおらないですね。
自分がなおせない4%に入ります。
「がん」のケースもあります。
骨の中に出来るやつ、骨肉腫もこのケースにブチ込みます。
温熱療法やお灸で免疫力を上げる事は出来ますが、これも自分はなおせません。
有名な「ヘルニア」のケースもありました。
常時ず~っとシビレや痛みがあるケースは早急に手術で取り除く方が良いです、神経が回復できるうちにヤリましょう。
「SLRテスト」というチェック法があります、仰向けで足上げて痛みシビレが再現したらヘルニア陽性ってモノ。
これで引っかかっても、常時痛みシビレでなければ坐骨神経の圧迫除去を中心に施術したら良くなるケースは非常に多かったです。
「背骨がマジで真っすぐ、もしくはスゴイ円背で神経を激しく圧迫」しているケースにブチ当たった時はビビりました。
骨格矯正やっちゃうと痛みが強く出てしまうので、自家矯正を指導して半年以上の長い期間で回復をうながしました。
自分の腰痛パターンで苦しんでいる人がかなり多かったので、皮肉にも自分が良くなった施術をベースにしていくと同様に改善していきました。
苦しんだ期間も治療家の研修と思えば我慢も…でき…ないな、腰痛はツライですよ、本当。
結論
強烈な腰痛でも、原因を突き止めればなおるケースはある。
この問題については、さらに追っかけて記載していきます。
自分自身の命題でもあるので。