どうも、神保です。
今日職場で、街の中華屋さんの価値について激しく討論する機会がありました。
若いころは無関心でしたが、今は目で探してしまうようになりました。
おっさんになるにつれて中華屋さんの重要度が増してくるのは何故か、とか、町の中華屋さんの後継者問題について熱く語り合いました。
赤基調の店内、醤油ベースの熱いスープ、誰も見ていないテレビ…この良さがわかったら今日からあなたもおっさんです。
さて、今回は『腰痛症』について書いていきます。
腰痛症とは便利な言葉でして、「腰の痛い症状のものすべて」を指します。
一昔前、かーちゃんがテレビゲームの事を全部「ファミコン」と言ってたのと同じですね。
腰痛も種類があって、コルセットが効くもの効かないもの、温めていいもの冷やさないといけないもの等、多くの種類があります。
ゲームで例えると、ガンスターヒーローズが面白いメガドライブだったり、ウーロン茶で有名なTHE功夫のあるPCエンジンなど、本体とソフトとあるわけです。
ですが、ファミコン本体ではガンスターヒーローズはプレイ出来ないわけです。
しかし、ゲームの種類のわからない親御さんは、メガドライブを溺愛する息子にゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境とか買ってきてしまうわけです。
「ゲームは全部ファミコン」とレッテルを貼っているわけです。
ソニックやR-TYPEを買って帰れば息子は狂喜乱舞した事でしょうに、世代間の断絶のはじまりになるケースもありましたでしょう。
腰痛も実はこれと同じことがあります。
筋肉性の腰痛に神経系の腰痛の治療をしたり、骨格系の腰痛に筋肉系の施術をしたりしても効果が少なかったり、悪化したりすることがあります。
ゲーム本体とソフトよりは融通がききますが、原因を特定せずに施術もしくは治療することはさけた方がいいのですが…
とりあえず、強力な鎮痛剤を使うならば痛み自体はおさえられます。
病院でなら、たいていは飲み薬やハップ剤タイプの強力な鎮痛剤をくれます。
それを使うと速攻効いて痛みが感じなくなります、無くなるわけではないのがポイントです。
しかし、本来休ませて回復させるべき時に、無痛のため動きまわってしまったため、ダメージ部位がさらに破壊されてしまい回復にさらに時間がかかるとしたら、鎮痛剤やる意味がなくないですか?
どこが、どんな理由で、どの程度損傷しているのか。
それがわからなければ、治療だろうが施術だろうがまぐれでないとなおりませんよ。
レントゲンなど画像診断以外にも、筋力テストや腱反射、神経テストなどは治療家なら全員知っているはずですしできるはず。
特別な機械なんか無くても、ある程度までは原因や場所を特定できます、それから治療なり施術をしていただきたい。
知ってないなら治療家を名乗る資格はないでしょう、論外です。
腰痛症なんていう便利な逃げ言葉を便利に使っていただくより、どこそこがこうなって痛いんだよと理論的にわかりやすく説明していただけると患者サイドは安心するもんじゃないですか?
見当違いの理由を、素直に信じた自分はつらい思いをしましたからね。
結論
「腰痛症」は便利な言葉、それを言う人間の本当の意味を理解しよう。
全方位にケンカ売ってるわけじゃないんですが、これを読む方に知っておいて頂きたかったので。