柔道整復師・鍼灸師の神保です。
最近さむいですね。
このところ、カラダを温めてくれる味噌鍋を高頻度で食べてます。
某野菜をたくさんとる味噌です、美味しいです。
さて、今回は『腰痛に効く入浴剤』について書いていきます。
さむくなってくると、それだけで血行の悪化から腰痛を引き起こす事が多くなります。
この『血行』というのが大事なところで、いかに血行をバランス良くキープ出来るかが秋冬は腰痛対策のカギになってきます。
そこで有効な手段として『お風呂』があります。
カラダ全体を温めてくれます、水を沢山つかえる日本だから頻繁にできる事。
そのお風呂の効果を高めてくれるモノがあります。
『入浴剤』です。
え~入浴剤なんて効くの~?と思うでしょうが、結論から書くと『効きます』
その中で腰痛に効かせられるものをチョイスすればOKです。
さて、そんなステキな入浴剤ですが、大きくわけて6種類あります。
清涼系
炭酸ガス系
スキンケア系
酵素系
生薬系
ざっと各種類の効能などを書いてみます。
無機塩類系
お風呂に入った後の保温効果が高い。
清涼系
コレが入ったお湯にはいると清涼感がありスッキリする。
メントールなどの清涼感をだす成分が入っている。
炭酸ガス系
血管拡張作用がある、新陳代謝がアップする。
二酸化炭素を大量に皮膚から取り込むことで、血管がより酸素を取り込む働きが増します。
細い血管がえらい働いて全身の血行を上げまくってくれます。
ドーピングに匹敵する。
スキンケア系
保湿成分が入っており、お肌がしっとりスベスベになる。
酵素系
皮膚の汚れを落とすのは酵素系が一番。
清浄効果も高い。
生薬系
配合によって効果が変わるが、血行促進や自律神経の機能回復、アロマ効果も期待できたりする。
日本で昔から使われている「菖蒲湯」や「ゆず湯」はこの分類。
そんな中、腰痛に効果があるのは③の『炭酸ガス系』です。
お湯に溶けた二酸化炭素が毛細血管からカラダに入っていくと部分的に酸欠になり、カラダが酸素を取り入れようとして血管が拡張され血流がすんごく良くなります。
いつものお風呂に、しっかり効く炭酸ガス系の入浴剤を入れると、いつものお風呂よりも温かく感じるし、30分弱のんびり入っていると汗とかすんごい出ます。
皮膚に詰まってる悪いモノがドロッと出る感じ。
末梢血管の隅々まで血行がよくなり、血液が酸素を効率的に運べるようになり、全身すみずみまでいきわたるので、こわばった筋肉も動きやすくなります。
ちなみに、38℃位のお湯に炭酸ガス系入浴剤を入れて2~30分ゆっくり入ってみてください、血行不良の腰痛なんかは凄い楽になります。
炭酸ガス系入浴剤も『医薬部外品』とそうでないものがあるので、『医薬部外品』を選ぶと高い効果が期待できます!
具体的な商品で特に自分や嫁に合ってるものは「ホットタブ」でした。
バ〇から何から色んなものを使ってみた結果、特殊な製法で高濃度の炭酸を長時間出せる「ホットタブ」入浴後だと、明らかに首も腰も足も軽くなりました。
なので、血行不良からの不調の患者さんには、強烈にすすめています。
二日分を小袋に入れてサンプルであげた事も。
うちの嫁さん、仕事で首肩を使いまくっているので肩がガチガチになるんですよ。
たのまれて鍼打ったりマッサージしたりしてますが、このホットタブを使ってから鍼を打つ回数が減りました。
「あ、これは本物だ」
と思ったのでもっと世間に知って欲しいと思いました。
ネット通販のみの取り扱いで初回は登録する必要があります。
その後は、なくなりそうになるタイミングで定期的に送ってくれるサービスもありまして便利。
まとめ
『炭酸ガス系』の入浴剤を上手に使って腰痛対策をしよう!
つらい悩みに”重炭酸”浴が大反響!!【ホットタブ重炭酸湯】
温泉は日本各地で入れますが、天然の炭酸ガス系温泉は、非常に少ないため手軽に入るのは難しくなっています。
入れないなら作ればいいじゃない、の発想からうまれた入浴剤。
手軽だし効率的な回復効果があります。
入浴剤なんて…とあなどれません。
追伸
気分転換に温泉旅館に行く、というのも実はよい方法。環境を変えることで気持ちがリセットできます。
トリバゴのサイトを見て、温泉の効能や旅館を比較してみても面白いですよ。