このところ、ちくわにドはまりしている神保さんです。
つい最近なんて、ちくわ自作の方法を小一時間検索していました。
さて、そんなちくわとは1ミリも関係のない内容を書いていきます。
実はかなりレアな腰痛情報を盛り込んでいる当ブログですが、真剣に腰痛で困っている方には参考になっても、
「ちょっと腰が痛くなったんだよな、なんとか改善したいなぁ」
というライトな方が参考になる記事は、あんまり無かったりします。
なので、今回は
他人の手を借りずに手っ取り早くコリを取る方法
を書いていきます。
そもそもコリって何か?とサクッと説明しますと筋膜のくっつきです。
筋肉は筋膜というモノにつつまれています。
冷凍うどんがビニールにくるまれているのと同じ状態になってます。
もしビニール同士がくっついてしまうなら、個別で持ってくとか使うことが出来なくなります。
困りますよね。
筋膜は細かい傷ができても治っていくんですが、治るとき周りの筋膜とくっつく事があります。
そうすると、まずい状態になってしまいます。
普通に動いている位では、なかなかはがれません。
これがコリです。
この、コリを取る方法を大まかに説明しますと、こんな風になります。
①筋膜を直圧して伸ばしてほぐしていく
②筋膜を伸ばしていく
③筋膜を引きはがす強さで伸ばしていく
④筋膜を部分的に破壊して、自己治癒能力で回りのくっつきも一緒にとってもらう
⑤血行を良くしたあと動いて少しづつ筋膜のくっつきを取っていく
①が自分の指や指圧棒などの道具をつかう方法
②が効果的なストレッチ
③が筋膜を自分で引きはがす方法
④がハリ、ですが、資格者でないとやりづらいです
⑤はお風呂あとに動きづらい部分の筋トレ&ストレッチ
となります。
ハリは除外します。
ストレッチは通常30秒、固かったり問題がある場合は90秒行うと効果的です。
指圧棒でのケアはかなり有効です。
特に後頭部なんかはこの方法がオススメ。
イタ気持ちいい強さで10秒ほどやりましょう。
棒や器具を置いて、その上に自分が乗っかる、というやり方も使えます。
やはり③の筋膜をひっぱがすやり方がシンプルで速いです。
少々痛いですが。
治療の手技でも使っているんですが、
「ASTR」(アスター)
という筋膜を引っ剥がすのに特化した手技療法があります。
2000年代初めに練馬区の松本医師が編み出しました。
松本先生の弟子の方がセミナーをする話があったのですが、中止になってしまいました。
独学&実際に施術で使っている院に行き、学ばせてもらい応用しながら使っております。
母指対立筋のコリを素手で取ろうと思ったら、ASTRでないと取れないと思うくらい使える技術です。
類似する技は多いですが、精度の点で抜きんでていると思います。
そのASTRは人にも使えますが、セルフでも出来ます。
やり方は簡単。
コリを強くつまむ
↓
つままれた部分を動かす
↓
痛いが、3~5回大きく動かす
↓
癒着がはがれて動きがスムーズになってる
というシンプルなもの。
手でおさえたりしても効かせられるんですが、固定が甘くなるんですよね。
なかなか痛いですが、即効性があります。
がまんできない位痛い時は、つまむ強さを加減すればイケます。
腰痛以外でも、首や肩にも応用が利くので、ぜひ参考にしてください。
※後日解説図を掲載予定※