腰痛についての知識

腰痛の代名詞ヘルニアの知識と対策を書いてみる(前編)


どうも、柔道整復師・鍼灸師の神保です。

今回は『ヘルニア』wikiに乗っていない知識を、あなたに知ってもらおうと思い書きました。

目次

・そもそもヘルニアとは何なの?
・むしろ、どうやったらヘルニアになるか考えてみる

 

そもそもヘルニアとは何なの?


腰痛の代名詞とも言えます『ヘルニア』
基礎知識的なところから書いていきます。

この『ヘルニア』、『飛び出す』という意味の言葉でして、腰痛で整形外科に行くと大抵ヘルニアと診断してくれます。

僕は未熟者なので、姿勢を拝見して検査法をいくつか行い、問診しないとヘルニアかそうでないか分かりません。
問診もせず、触診や検査法もしないでヘルニアと断定できるなんてゴッドハンドに違いないと思います…

 

さて、ここでいう腰痛のヘルニアは髄核という組織が破れて一部が神経を圧迫し炎症を起こして症状を発生させている訳です。

で、椎体の変形で骨が神経を直に圧迫しているケースでなくて、骨の変位で髄核の圧迫があるケースでヘルニア部分が乾くとか吸収されて存在しない場合、症状は出現しません。

時間経過で治るヘルニアも存在することがある、としたら驚きますか?

神経のそばに血管が走行しているので、この二つは大体セットと考えていいです。
ヘルニアで圧迫がある時は神経だけでなく血管も圧迫されています。

痛み、だるさ、力が入りにくい、痺れる、感覚が鈍い…
血行が回復し神経の働きが回復したら改善されます。

圧迫して炎症が起きなければイイんです!

カイロプラクティックでも手術でも、僕は治ればいいと思ってます。
ですが、治らないとなると、そのやり方か見立てが間違っていると思うんです。

腰痛はヘルニア以外にも沢山あります、が。
腰痛来た→検査も何もしないがヘルニアに違いない→治療行為をする→痛み取れない

こうなったら、通常は違う治療法や違う治療院に行った方がいいです、そこのセンセでは治らないので。

 

でも、もしかしたら、あなたはこんなパターンにハマっていませんか?

そこしかないからまた治療を受けます→痛み取れずかえって痛みと痺れが増した→また治療を受けます→さらに痛みと

の悪循環に陥っていませんか?

 

どんな治療院だろうと、どんな治療家だろうと治せなければクソです、断言していいです。
治せない治療家は存在価値はありません、治せる治療家を探してその先生に治療してもらって下さい。

まわりの人に聞いて、実際に同じような痛みでつらかったが治してもらった、と勧められた先生の所に行って下さい。
テレビの情報や治療家の肩書を信じないでください、実際治してもらった人の意見を聞いてください。

治せない奴も、治せると看板かかげてますからね

ほら、クソまずいラーメン屋も看板でクソまずいって書かないじゃないですか。

話を戻します。
ヘルニアは初期は髄核が圧迫してるとこの炎症が収まるまでは休養がいいです。その後髄核突出の原因を治してから、腹圧と立位と歩行の筋力をできる範囲で回復してあげればもう心配いりません。

運動不足や長時間座位とかの生活習慣の原因等を改めるなど多少の努力継続は必要ですが、もう気にしなくてよいと言っていいでしょう。

炎症時に安静にすることや筋力回復は幸いにして広く知られていますね。
でも、髄核突出の原因を治さないと、たとえ突出部を切り取ってもまた再発するでしょうね。

 

だって、問題は

解決していないから…

 

むしろ、どうやったらヘルニアになるか考えてみる


ここで逆に考えてみましょう、どうやったら最短かつ効率よく

ヘルニアになる事ができるか?

 

車や隕石などの直達外力で脊椎直撃が確実そうです。
日常生活で起こり得る事では?
床に頭突き連発や数時間垂直ジャンプはやらないかな…
コブラツイストは結構ヤバいかも…パワーボムとか危なそう、でもまずないかな。

 

トラック運転手にはヘルニアの人が多いと聞くなぁ。

長時間同じ姿勢で座るし
重い荷物を運ぶ事が多いし
車内できつい体勢で寝ている人も多いなぁ
あと、睡眠時間って足りているのかな?

…このあたりが実は原因だったりします。

椎体が傾いて圧迫してあげれば髄核は押された方向に飛び出すので、単純に上下から挟むより効率よく壊れます。

寝る時間=損傷の回復時間 なので壊れた分治さなければそのままです。

 

 

まとまらない(泣)

実は原因は日常にわんさか潜んでいるんですよ、これが。
おさまりきらないので、次回に続きます。