昔、ファミコンというテレビゲーム機がありました。
コントローラーが2つ付いていて、その他に端子が前面に1つ付いていました。
その端子に、ディスクシステムなどのオプションをつなぐことが出来ました。
ファミコンのソフトのジャンルも色々ありました。
初期はアクションゲームが流行り、シューティングゲーム、アドベンチャーゲームときてロールプレイングゲームへと移っていきました。
端子につなぐオプションも流行があり、中でもボタン押しっぱなしで1秒間16連打できるコントローラーが人気でした。
ジョイカードとか言いました、アレにたよると連打が出来なくなってくるんですよね…
さて、腰痛がひどい時、コルセットはココロ強い味方になってくれます。
そのコルセットについてよく聞かれる事があります。
「ずっとつけてると腰が弱って腰痛になりやすくなりませんか?」
という質問です。
結論から申し上げると、ずっとつけてると腰がよわります。
弱ってしまうと、ベルトを外すと腰が不安定になり腰痛になりやすくなります。
3か月も毎日つけてれば完璧ですね。
分離症などの骨折や、とんでもなくひどいヘルニアなんかだったら、利点のほうがデカいのでつけっぱなしの方がイイです。
シンプルな筋挫傷、捻挫などの腰痛なら、痛みがおさまったらとっとと取りましょう。
コルセットというか、腹圧を補助してくれる腰痛ベルトは、多裂筋や広背筋の補助をしてくれた上、背骨と骨盤の安定もヘルプしてくれるので、その辺りに問題のある腰痛の時には非常に助けになります。
しかし、ずっとつけてると、補助されてる筋肉の出力がおちます。
運動などで刺激されないと、神経系がなまけてくるし、筋肉量自体も落ちてきます。
動かないと関節も硬くなってくるので、腰痛の原因になりかねません。
動いて筋肉や関節に刺激がいけば、おとろえる事無くバランスをたもてます。
これはコルセットしてても出来ます、むしろコルセットしてるから痛くないので運動しやすいです。
コルセットしてても痛いなら休みましょう、コルセットしてて痛くないなら動きましょう。
コルセットしてて痛くないのに動かないなら、腰痛の負の連鎖にまきこまれるので、あまりオススメはしません。
腹筋運動は効果が薄い、と以前の記事でも書きました。
https://jinboojisan.com/2017/12/26/%E8%85%B0%E7%97%9B%E3%81%A8%E8%85%B9%E7%AD%8B%E3%80%81%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%82%82%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%97%E3%81%A6/
腹筋運動するなら、ほかの効果があってコルセットしててもできる奴をやった方がいいです。
20分位ウォーキングできたり、せめて深呼吸を数分するだけでもいいです。
体幹や腹圧をバランスよく保てるように、ちょっとのトレーニングを習慣づけていただければコルセットは敵にはなりません。
むしろ、運動できるようにしてくれる助っ人なわけです。
道具を使うのも、使われるのもその人次第です。
うまくコルセットを使ってハッピーな日常を送りましょう!