仮想通貨や携帯電話が当たり前の時代になっても、まだ腰痛が85%は原因不明ってされているのって、どういう事なんでしょうね。
腰痛を解決しようとしないから、原因不明としているだけだったら困りものですねぇ。
腰痛は骨以外にも多くの原因があり、種類があるのはこのブログで再三お伝えしている通りです。
カマキリを例にとっても世界中に多くの種類がいます、日本のカマキリだけがカマキリじゃないです。
花に擬態するモノ、枯れ葉にそっくりなモノ、えらくちっちゃいモノ、香川照之がかぶってなりきるモノと色々です。
ドコにいるか、何を好んで食べるか、どんな生活をしているか、などカマキリですが違いがあります。
「腰痛」として1つにまとめて考えるから、わかんない所もあるんじゃないかと。
腰痛という大分類のなかの○○とか△△とか分けて考えれば効果的なんですがねぇ。
実は「検査法」というのがあります。
ココに異常がある時コレすると痛いよ、とか、コレ出来ないよとかいうのがあります。
例えば。
右手の親指を手の中に握り込みます。
そのまま小指側へ手首を曲げてください。
痛かったら、あなたはドケルバン病の可能性が極めて高い、ってかそのものだと思います。
腰痛にしても「SLRテスト」「片足立ち腰反らしテスト」「ニュートンテスト」「腱反射」「徒手筋力検査」など、どこがヤバイか瞬時にわかる方法があります。
自分は、話を聞いたり姿勢や歩く動作からアタリをつけて、怪しい部分を判断する検査法を行い、確信を得てからその箇所に施術をしていきます。
そうしないとドコがおかしいかわかりませんので。
自分が今まで腰痛で困っていた時に色々病院に行きましたが、大体のドクターは検査法しなかったです。
レントゲン取って、「腰に異常はないよ」で、痛み止めとシップをくれる。
たまにコルセット出してくれたり、注射を打とうとしたり、と。
今ならわかる、異常なのは自分ではない、触診しないのに触診でないとわからない情報を決めつけるドクターだと。
筋肉触ってない、服をめくって見てもいないのに、筋肉が固くなっているから腰痛体操しましょう、と言われた事もありました。
サンドウィッチマンの富沢さんじゃないですが、ちょっと何言ってるかわからないですね。
これだったら、わけわかんないピザの宅配の兄ちゃんの方が話通じますよ。
病院なり、接骨院なりへ行く時にコレしてくれたらそこはキチンと見てくれる事柄を以下に書いておきます。
・いつから何して痛いとか、しっかり話をきいて、かつ、自分が意識してない情報を引き出してくれるかどうか
・動きや歩く動作を見てくれて、再現痛を確認してくれたか
・状態にあわせた検査法をしてくれたか
・実際、さわったり(触診)目視して確認してくれたか
・施術・治療を受けた後、痛みの軽減もしくは変化、動作のしやすさの改善があったか
・炎症がひどい場合、コルセットやテーピングや生活上の注意点など指導をうけたか
これらが無いところは行かないで下さい。
そこはダメです。
たまに、治療室に入って来るだけで見分けて、アッというまに痛みを取り去るバケモノもいますが、会えるのはマレなので、地道にやってくれる場所を選んでいただきたい。
腰痛をみわける先生を、こちらが見分ける必要がある、ってのが現代はやっかいですよね。
そんなこんなで終わります。