一昔前、中枢神経は再生しないのが「常識」でした。
今は少しづつですが再生する、とされています。
この「常識」というモノは厄介でして、たいていの方は疑いもしないで信じてしまいます。
昔は天動説、数年前はマイナスイオン。
調べた裏付けがないモノは確かめてから信じたいものです。
今回はそんな変わりつつある常識の1つ
「靭帯・腱の再生と強化」
について書いていきます。
まず、靭帯・腱のざっくりとした説明から書きます。
この靭帯・腱って普段は意識しないですが、カラダを動かす時に重要な働きをしてます。
物をつかむ、立つ、スマホをいじる等の動作をする時に筋肉を支えています。
靭帯が骨と骨をつなぎ土台の役割をします。
で、腱が骨と筋肉をつなぎ、筋肉の動きを骨に伝えてカラダを動かしています。
ただ筋肉がたくさんあればいい、ってモノじゃないわけです。
で、今までの常識としては「靭帯・腱は再生しない」とされています。
ホントでしょうかね?
もし再生しないならば、足首の捻挫をしたらもう二度と治らないわけです。
足首捻挫で損傷しやすい前距腓靭帯が回復しないとしたら、柔道はできなくなります。
3~4日炎症をとる処置をして2~3週間は固定、あと2週間ほど後療法をしたらしっかり動けます。
これが出来てる時点で「靭帯・腱は再生しない」はハズレです。
まぁ、切り傷や打撲にくらべれば厄介ではあります。
基本、血流が無い、もしくはとても少ない場所なので、大きく壊れると回復しきれない場合もあります。
場所によっては糸でぬってくっ付ける必要もあります。
血流があれば、そこは基本回復できます。
腱は筋肉側と表面に血管がきてます、少ないですが。
靭帯にかんしては無い、はずです、なので血流を使わない回復法でなおしてるんじゃないかと思います。
※それの裏付けは無いです、のちのち見つけたら追記します。
ただ、靭帯・腱の回復で「固定」つまり切れた所をよせてくっ付けておく作業が必要なんです。
だいたい3週間。
繊維がからむのか、小人さんがなんかしてくれているのか、とにかく時間が必要です。
そこが重要なんですが、資料とか見つかんなかったです、探しておきます。
で、ですね。
腱は、筋肉と骨の橋みたいなもんでして、筋肉の強化と比例してくっついてる腱も強くなり切れにくくなります。
靭帯も、近い場所の筋肉を強化することで強くなることがわかっています。
「動いて回復」できるわけです。
余談ですが。
ずーっとギプス固定とかで長いこと動かさないでいると、筋肉も靭帯・腱も弱り切れやすくなり、骨密度も低下していきます。
使わないでいると「使えなく」なっていきます。
それから、靭帯・腱はコラーゲンでできてます。
なので、その場所にコラーゲンを送ってやれば回復も良くなります。
でもコラーゲン自体を食べても「アミノ酸」となって吸収されるのでちょいと違います。
コラーゲン作りに必要なものは
「たんぱく質」
「ビタミン」
「水分」
なので、これらを効果的に食べましょう。
特にビタミンの中でビタミンCは、すぐどこかに行っちゃうので3~4時間おきに摂取してあげるといいです。
イチゴとかハマナスとか、もりもり食べて下さい。
なんか書いててこんがらがって来ちゃいましたが。
結論
靭帯・腱はそこそこ再生する。
今後、もっと発見があると思います。
ほんとカラダはブラックボックス多すぎでしょ。