肩・首・手首など他の場所対策

首コリを解消するには【後頭下筋群】をケアしよう

どうもこんにちは、神保です。

僕は腰痛対策の専門家ですが、いまでもたまに腰痛になります。

ですが、対策は簡単に立てられます。
『あ~〇〇関節と○○筋の筋膜がやられたな~、アレとアレしとくか』など。

冬場は寒いため血行不良になりがちです。
なので、筋肉がこわばり痛んでしまう事が多く、首コリやぎっくり腰になる事が多いです。

首コリの患者さんが最近多かったので、首コリについて書いていきます。
ちょうど【ガッテン】でも取り上げられていたので、そちらも取り上げてみます。

 

首コリの原因となる筋肉は?

この首コリの原因となるのが、
【後頭下筋群】
【斜角筋】
【胸鎖乳突筋】
【頚板状筋】
の4つの筋肉の影響が大です。

僕の大好きかつ長年愛用している本「肉単」から引用してみましょう。

 

【後頭下筋群】

頭の後方、首と頭の付け根にあります。

スマホを見すぎて目を使ったり、前のめりになる姿勢だと緊張してこわばってきます。
【ガッテン】では、後頭下筋群を疲労させるために卓球のラリーを見せてましたね。

 

 

【胸鎖乳突筋】

首の前方、耳の裏から鎖骨の端まであります。

左右に振り向く時に、緊張するのが分かりやすいです。
モデルさんの首の筋肉が見やすいですね。

 

 

【斜角筋】

先ほどの【胸鎖乳突筋】よりも深部。
頭を支える働きをします。

首の奥のしつこいコリは、斜角筋が原因の事が多いです。

 

 

【頭板状筋】

首と頭の後ろ、【後頭下筋群】よりも表面の筋肉。

ここもシンプルに硬くなるので、ほぐしていきたい場所。

 

 

ガッテンでも首コリ対策で取り上げられた

2019/2/13日放送された【ガッテン】でも【後頭下筋群】について取り上げられました。

対策としては。
イヤイヤ運動・うなずき運動・アゴ引き運動の3つを指導していました。

イヤイヤ運動のやり方

あおむけに寝て、目をつぶってリラックス。
ゆっくりと左右に首を動かします。

45°を越えない角度、片側は3秒ほどかけて動かします。
20往復を1セットとして、1日3セット行う、そうです。

うなずき運動のやり方

あおむけ寝のリラックスは同じ。
薄い枕かタオルを使い、その上でうなずきます。

はじめはアゴをあげた状態から開始、うなずく動作をゆっくり3秒ほどかけてやります。
こちらも20往復を1セットとして、1日3セット行う、とのこと。

アゴ引き運動のやり方

うなずき運動とおなじく薄い枕を使います。
その体勢から、ニワトリや鳩がエサをついばむようにアゴを首に引きます。

「うんうん」とうなずくのが【うなずき運動】の動きに似ていて、
嫌そうに「え~っ⁉」とする時の動きが【アゴ引き運動】に似ています。

1回3秒の動きで10回1セットとして、1日3セット行うようです。

 

ガッテンさんは理学療法士のリハビリが好きですよね。
根気のある人ならオススメです。

追加の首コリのケアはコレ!気持ち良く楽に出来るコツ

僕なんか、もっと『楽に気持ちよく痛みを取る事は出来ないか』考えてしまいますね。
効果があっても面倒な事は続かないので。

【セルフ後頭下筋群リリース】と【首つまみ】は手軽に出来て効果も高いので、自分もやるし患者さんにもすすめています。

【セルフ後頭下筋群リリース】のやり方

長さ3㎝直径2㎝ほどの硬い物体を横に2つ置きます、( ●● こんな感じ)
その上に【後頭下筋群】が左右同じ高さに来るようにあおむけに寝ます。

痛みを感じたらダメで、気持ちいい強さでしてください、タオルとかで緩衝材にしても可。
3分ほど行います。

コリをほぐすだけなら、コレでいけます。
単2電池とか木の棒の切れ端があれば可。
マジコの製品があれば、もっといいです。
マジコオンラインショップで商品を見てみる

【首つまみ】のやり方

これも簡単。
首を左右どちらかに倒して、倒した方の【胸鎖乳突筋】を10秒ほどつまむだけ。
つまむ時は『トウモロコシの粒をはがすように』やると良いです。

まとめ

首コリの原因は、後頭下筋群もそうですが首回りのケアがポイントになってきます。
しかし、デリケートなエリアなので自分自身でケアするのには限界があります。

手っ取り早いのは、
鍼灸院に電話して『後頭下筋群に鍼打って欲しいんですが』という事でしょうね。
それで断る院は、間違いなくヘボなので行かなくていいです。

 

専門家に見てもらった方が早いのですが、自分でやるしかないケースなら【最強の道具】を使うしかないですね。
腰痛にも首や背中の深部のコリもイケる【中山式】をすすめます。

以上、参考にしてみてください。