最近、ちくわの美味さに気づきました。
なんかもう、色々とオッサンなんだと痛感します。
さて、そんなオッサンな神保さんですが、腰痛にはチョット詳しいので、今回はヘルニアの痛みを手術をしないで減らす方法を書いていってやろうと思います。
まず、「椎間板ヘルニア」と「椎間板ヘルニアによる痛み」は、そのまんま同じでは無い、って事を知って頂きたい。
まずヘルニアから解説していきます。
ヘルニア=飛び出す って意味です。
昔あったゲームで「とびだせ大作戦」ってありましたが、感慨深いものがあります。
ここで言う「椎間板ヘルニア」は「髄核が脱出する」って意味です。
ただ出るだけでは痛くないんですね~コレが。
でも、飛び出て、神経や血管を圧迫しつづけ、炎症が起こると痛っったいです。
これが椎間板ヘルニアの痛みです。
このヘルニアの痛み、「炎症」がキーポイントです。
この炎症を抑えてしまえば痛みの軽減が狙えます。
これはシンプルに「痛くないように固定、もしくは休む」のが正解です。
さらに腰~足の血行を保つためにも、痛くない状態での運動も必要です。
初期の段階でコレが出来ればヘルニアといえど炎症を起こすことはできません。
炎症が起こっているのに、放置もしくはさらに炎症を悪化させてしまえば、もう痛くてたまらなくなります。
たとえ、痛み止めを使って痛みだけ止めていても、もともとの炎症を抑えていないので、どんどん悪化している、という事実があります。
今の段階で、常時足にシビレがある・どんな体勢をしても激しく痛い状態なら手術をしてヘルニアの炎症部分を取り除いた方が早いです。
行きつくところまで行ってしまった状態なら、そっちが早い。
ですが、そのレベルでも安静固定、運動をやっていけば回復する事は出来ると思います。
そうとう難しいとは思いますが。
具体的にやることはシンプルです。
・コルセットなどの装具、ベルトをして痛くない状態にする。
・痛くなる動作をしない。
・痛くない状態で歩く、筋トレ等、足まで血行を良くする習慣を続ける。
・夜は遅くても零時までに寝て、たっぷり睡眠をとり、回復をうながす。
炎症を起こさない、シンプルな行動です。
血行を良くしないと回復できないので、安静固定+運動が必要に。
他に、ハリを痛みを感じる場所に使って痛みを鈍らせる事もできます。
「ゲートコントロール理論」と「解明されていない経絡の効果」で、です。
本当は、なるたけ鎮痛剤は使わない方がいいのですが、寝るときは別かな。
寝るときに、激しく動いて炎症を悪化させることは比較的少ないですし。
動いていないで痛い状態って、神経が興奮していて痛みを覚えている状態が多かったりするんで、実際の炎症とは違うケースが多く、痛み止め使ってもいいんじゃないかと思います。
飛び出した髄核も、しばらくすると吸収されるか食べられるかしちゃいまして、どっか行っちゃいます。
48歳の女性で、7か月でヘルニアが消失した例もあります。
ヘルニアは不治の病では無いです、正確に対処することで痛みを抑え込むことが出来ます。
炎症、こいつを無くすことがポイントですよ!