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腰痛といつのまにか骨折

どうも、神保です。

 

 

一昔前の漫画ですが『封神演義』を読みました。

途中でジャンプを読まなくなったので、崑崙島が突撃する辺りで止まっていました。

最後まで読んでみて、大人数が登場する長編を漫画にするのが得意な作者さんだな、などとひねくれた感想を持ってしまいました。

 

さて、今回は腰痛といつのまにか骨折について書いていきます。

 

本来の意味をだますようなウソ言葉は好きではないのでイラついてしょうがないのですが

最近あちこちで耳にする『いつのまにか骨折』という言葉があります。

いつのまにか知らないうちに骨が折れていた~!から命名されたようで。

また厚生省お得意の情報操作が世間様を席捲しているようでさすが権謀術策に長けてんなぁなどと思ったですよ

 

表面の骨膜のみ痛みを感じるので、折り方や潰れ方しだいでは痛みを感じない事があります。

女性は閉経後、男性は還暦ちかくになってきて運動しなくなって来たりすると『骨粗しょう症による圧迫骨折』の可能性が高まります。

 

背骨は24~30位の骨で出来ているんですが(頸椎7胸椎12腰椎5仙骨1~5尾骨1)

背骨って、正常でもあるていどカーブしているんですね。

首や腰は前に出るようにカーブしていて、胸とか背中が後ろへ出るようにカーブしてます。

 

峠の走り屋もすたれましたが、そんな彼らが良く事故っちゃうのは、カーブから違う方向へ行くカーブの途中でした。

曲がり切れなくて突っ込んじゃうんです。

背中は公道とは違いますが、カーブの切り替わりの負荷は負けていません。

背中から腰のカーブは、大きい角度ですし体重もかかります。

しかも「肋骨」というガードレールが腰に行く直前でなくなるので、曲がり切れない負荷が全部腰椎にかかります。

さらに振り向いたりする時などに、背骨が回旋して動きを作るんですが、腰椎が体幹をぐるんぐるん回していて、やはり負荷がかかっています。

 

そんなわけで、胸椎の11番から腰椎の2番が圧迫骨折を起こしやすいです。

骨だけでなく体幹の筋肉などがシッカリ支えていれば、圧迫骨折も予防できるのですが。

この圧迫骨折になっちゃったら、3週間以上コルセット着用の生活をしつつ数か月リハビリorセメントか風船入れる手術、が待ってます。

 

そんな事にならないように『予防』していくのが、この『いつのまにか骨折』への正しい対処法だと思います。

 

まず必要なのが、カルシウム摂取とカルシウムを効率的に使うためのビタミンDです。

 

カルシウムは、干しエビや小魚、こんにゃくやバジルなんかにいっぱい入ってます。

ちなみに牛乳はジャージー牛乳(130mg)で干しエビ(7100mg)の54分の1です、カルシウム摂取目的なら干しエビとか煮干しとかゴマとか食べましょう。

あ、ゴマはしっかりすり潰してくださいね。

 

ビタミンD日光(ガラス越しは不可)を浴びるか、魚肉を食べましょう。

日光ですと、都内・真夏・直射日光30分を人体の10パーセントで浴びると700~800IUのビタミンDが作られます。

焼き鮭ですと、100g食べると1576IUのビタミンDを摂取できます。

平成21年の調査では292~340IUが平均値だそうで、上限は10000IUのようです。

魚嫌いなら日光浴びましょう、手のひらでも足の裏でもいいです。

 

あとは筋力維持血行を保てばいいです。

ラジオ体操や体幹に効くストレッチを毎日したり、汗ばむくらいの有酸素運動を週2~3やるのがオススメ。

カルシウムやビタミンを摂取しても運動しないと効果でないですよ!運動!

 

結論

『いつのまにか骨折』の予防には、日ごろの運動。

 

腰痛のうちの1つでもある圧迫骨折、正しく予防してハッピーな生活をおくりましょう!